足置きが見た夢

多趣味なオタクの日記です

出戻り勢がテニプリ BEST FESTA!!に行った

2019/1/20 13:00~

テニプリ BEST FESTA!! 青学vs氷帝

 

何年経っても、テニスの王子様は世代を超えてオタクを繋ぐ。そんなジャンルだと再認識したライブだった。

 

テニプリは私の高校生活を語る上で重要なジャンルである。

アニメをリアタイするにはまだ幼すぎたので観てなかったが、これだけの女性を魅了するジャンルなのだから、一度手を出せばハマらないわけがなかった。

やはりイケメンはすばらしい。(語彙力)

アニプリを全て視聴した後、最終的な推しは不二周助と白石蔵ノ介に落ち着き(そこからさらに細谷佳正さんにハマったがそれはまた別の話)、テニプリのことを考えるだけで飯がうまかった。

 

高校時代はテニプリで生きてきたが、高校在籍中は現地には一度も行ったことがなかった。いかんせんバイト禁止にうるさい高校だったし、当時LCCがなかった北海道の交通網を考えると遠征という選択肢は考えもしなかった。

高校を卒業し内地(つまり北海道の外)に出ると、ハイブリッドオタクは他のジャンルに浮気するようになっていた。熱が落ち着くと、現地イベントがあっても不思議とリサーチをしなくなったりする。やっとこさ行けたテニプリの初現地は丸井ブン太単独ライブ札幌。丸井は推しというわけではなかったが、丸井のCVの高橋直純さんとファンとの距離が近くかなり楽しめた。そこで出会った丸井ファンの方と今でも仲良くさせてもらっていて、行ってよかったと今でも思う。

その次がテニフェス2016であった。しかしその時それほどテニプリを追えていたわけではなく、しかも就活の真っ只中だったため精神ヘロヘロな状態で行き、ぶっちゃけ当時の記憶は全くない。セトリを振り返ると超神ラインナップだったというのに……

 

べスフェスも最初は映画先行一口でまあ当たればラッキーくらいの気持ちで応募し(外した)、最初はあまり乗り気じゃなかった。他のジャンルの話をTwitterでずっと話していた結果、高校時代に相互フォロワーになったテニクラとはあまり絡めなくなってしまい、友達もいるわけでもなかったので、行けなくてもそれほどダメージはないだろうと考えていた。

 

しかしある時、ふと思い出し白石ライブのDVDを観ることにした。

……かっこいい……

それほど大きくない箱で、密集したファンが一体となり、大好きな推しが(比較的)近くで歌ってるのを観ていられる。絶対楽しい。

これとだいたい同じ規模のライブが奇跡的に直近である。

 

行かねば!!!!!!!!

 

そう決意したのはいいものの、会場はZeppダイバーシティ東京である。青学と氷帝のほぼフルメンバーが揃うイベントで、青学ファンと氷帝ファンを相手にチケット戦争に挑まなければならない。

残る戦いはプレリク先行と一般。きつかった。正直無理だなって思ってた。

でも推しに会いたい。今更かもしれないけどなんとしてでも現地に行きたい。

そういう気持ちで、プレリクを申し込んだ。チビだから2階席に行きたかったけど、少しでも確率を上げたくてスタンディングを選んだ。

 

平成最後の運はここで使った。

 

クレカの支払い通知が来た瞬間、めっちゃテンションが上がったのを覚えている。

Zeppの箱の小ささを考えると、整理番号がまあまあ後ろでもそれなりに推しは見えるはず。

ありがとう。ローチケ……

 

 

190121_1

↑今回のネイル。青学カラーで燃え尽きる準備をした。

 

・。*・。*・。*・。*・。*・。*

 

 

190121_2

そんなこんなで、現地に行けることになった私は、久しぶりのZeppに足を運んだ。

ダイバーシティZeppには行ったことがなかったが、駅から近くいい場所にあった。

駅のロッカーが中型しか空いてなく仕方なくそこに荷物を預けたが、駅を出てからのロッカーにはまだ余裕があったのでそこは失敗した。ここメモ。

テニプリに限らずだが、やっぱりこういうイベントは連番の方が多く、付き合いが長い二人組みから今日が初対面みたいな人もいる。自分のようなコミュ障には心細い場所でもある。

結構久しぶりにライブハウスに来たので、きちんと服装とか持ち物とか予習して、動きやすさしか重視してないまあ周りから見ればダサいと思うであろう服装で行ったら、予想以上にフリフリでかわいい方とか、中にはヒールで来られている方もいて、おいおい大丈夫かと思ったりもした。2階席で観る方なんだろうなと思うことにした。

高校時代テニプリが熱かった時期からずっと相互フォロワーでいてくれている方も何名か来ており、テニプリが世代を繋ぐジャンルであることをまずここで再認識。お忙しい中お会いいただきありがとうございました。

整理番号はまあ限りなく後ろのほうで、ここはまあ仕方ないと割り切っていたが、確保できたエリアはまあまあ見晴らしが良く運が良かった。

あとは公演中トイレに行きたくならないように祈った。あとペンライトの電池が切れないようにとも願った。(結局切れた)

 

 

・。*・。*・。*・。*・。*・。*

 

 

どのライブでもそうなのだが、感想は「最高だった……」に尽きる。

音楽をかじったことがあるので、OPの生演奏で鳥肌が立ったし、限りなく後ろだったけども出演者の表情はギリギリ分かったし、セトリも古い曲から新しい曲まで満遍なくという感じだった。このセトリがまた世代を超えてオタクを繋ぐポイントだなって思った。

直近でBEST GAMES!!があった(これからまたある)ので、青学vs氷帝のライバル関係が明確に脳に焼き付けてある状態だった。そういうこともありこの2校が並んで立っているというだけで脳汁がドバドバ出た。

キャップと瓶の最高に中学生(を演じているおじさんたち)感がとても好きだった。最近のテニプリはついつい中学生離れ(人間離れ)しているところが目立って紹介されがちだが、旧アニプリのアニメオリジナル回とか、オフの感じとか、懐かしさを感じる場面がたくさんあった。揃った瞬間を見れて本当によかった。

推しである不二周助が出演していた公演だったので、拝めた時はそれはもうテンションが上がった。選曲が意外だったが、製作陣を考えたら納得の選曲だった。消えてしまいそうな歌い方が新鮮で、引き込まれた。からの「キャップと瓶の中身は、青酢なんだよ……」のくだりで爆笑した。感動を返して!w

 

今回印象的だったのが、「出演者がキャラクターの髪型に寄せていた」ということである。

実際どのライブでも一人くらいはしているし、それを見たファンは「すごい!愛がある!」って思うんだと思う。

どこまで寄せているかにもよるが、私はこの点に特にこだわりはなく、好きな髪形でいたって愛の差に変わりはないと思う。現実的じゃない髪型のキャラだっているわけなので。

しかし今回はちょっと違った。

跡部景吾役の諏訪部順一さんのツイート。(詳しくは諏訪部さんのツイート一覧から見てみてください)要約すると、「ファンに喜んでもらうために、それに対し全力を尽くす!」という内容。これに心を打たれた。

この髪型が単なる自己満ではなく、応援してくれている人のためという意思表示が見れて、とても感動した。これがプロなんだなって思った。キャラ以上にファンを愛してくれているんだなって思えた。

跡部様も諏訪部さんもとてもかっこよかった。

あと今回は不二周助役の甲斐田ゆきさんも髪を短くされていたし、メッシュも入っていたのでそれはそれでびっくりした。先月のジャンフェスの時はまだロングだった気がしたので。

 

 

・。*・。*・。*・。*・。*・。*

 

 

190121_3

 

テニプリ好き!!!!毎日テニプリがあるから生きていける!!!!という最高のコンディションで挑めた今回のライブ。高校時代私がやりたくてできなかった活動が今こうしてできたことに、喜ぶことができた。

ありがとうテニプリ。これからも世代を超えて楽しめるジャンルでいてください。

 

WE LOVE ベスフェス!!

 

……さて、熱が冷めないうちに絵を描こう。